まとめブロガーの終焉
まとめブロガーと書いたが、これは普通のブロガーにも当てはまる事である。
人気のまとめブログを見ると、その引用元が海外のニュースブログや、おーぷん2チャンネルである事が殆どだ。
おーぷん2チャンネルについては、スレッド内容の引用が許可されている物なので、問題無いと思うが(本家はダメ)、前者の海外から引用しているブロガーついては今後注意が必要だろう。
2007年あたりから、ブロガー向けのツールが出回り、そのツールの内容と言うと、掲示板の内容をキーワードやID指定で切り抜き、まとめブログ作成の効率化を図るものや、海外のニュースサイトやブログをキーワードで検索し、自動で翻訳するものである。
この海外ニュースやブログの自動検索、自動翻訳に問題がある。
このツールはそういった機能は揃えているものの、その対象となるブログの著作権については一切考慮されていない。
更にもし仮にそういった事でトラブルになったとしても、規約に書かれている通り自己責任なので、一切の責任を負わない。
こういった意外な盲点があるのだ。
引用というより殆どが翻訳した物のコピペであるが、そういったリスクを承知の上で運用しているなら愚かとしか言いようがない。
そしてこれらのブログによく見られるのは、引用元を「via」と記しリンクを貼るものだ。そんな事で著作権侵害は許されない。
中には許可をとって運用しているブログもあるのだろうが(定かじゃない)、そんな翻訳したコピペだけの低品質なブログは、いずれ電子の海の藻屑となるのが目に見えている。
いつまでもこのインターネットという仕組みがあると思ったら大間違いだ。
あと20年もすればこの仕組みに終焉が来るとも言われている。
インターネットの終焉と共に、まとめブロガーの終焉は来るだろう。
なぜならまとめブロガーの諸君らには、コピペとツール以外何も残らないからだ。
自分でサービスを作り出し、高コンテンツで運用している人たちについても、自分の著作権が侵害されている可能性を考慮した方が良さそうだ。
自分のサイトにコピーライトマークを付けるだけでも効果はあるし、出来ることなら、ブログ概要の中に盛り込むと良いだろう。
なぜかまとめブログの管理人達は、コピペしまくりなのに、こういうところだけは抜け目がない。私から言わせてもらえばそこも抜けているのだが。
ちなみにこのブログは随筆が主で自分の考えを垂れ流しているだけである。こういった考えを持つ人は少なからずいるだろうし、それを自分の物だけにするような烏滸がましい事はしたくない。
ただ、できることならば、引用する際には報告とリンクを付けて欲しい。
メインブログでも丸パクリされている記事があるのだが、そういうのを見ると悲しいを通り越して呆れる。こちらとしては見つけ次第サーバー管理側に通報するだけだ。