徒然なるままに

思った事を率直に書いていきます。

私は友達が少ない

何かのアニメタイトルみたいではあるが、これが最近法人設立に興味を持ち始めたきっかけである。

 

私に友達が少ない理由は、昔、こんな評論みたいな事をする以前、世界がとても綺麗に見えてた時、それまで親友だと思ってい人間に裏切られたのがきっかけで、全ての人間、物事、理論でさえもが信用出来なくなってしまったのである。

 

その時受けた精神的ダメージは酷く、1年以上外に出ない様な生活が続いた。

その引き籠もり時代、そういう共通点を持つ人が集まるようなコミュニティーがあり、そこで知り合った人間と今でもやり取りをしている。

 

私は今現在ある程度回復し、外に出歩けるまでにはなったが、未だに知らない人間に話しかけられると蕁麻疹が出るくらいには、社会不適格者だと思う。

そんな人間が一般社会で通用する筈も無く、理解もされないだろう。

「そうじゃないよ。理解できるよ。」

と好意から言ってくださる人もいるが、そういった親切は精神的病を持った人間にとってはありがた迷惑である(病状にも依る)

 

しかし最近、私の中でその考え方に変化が生じた。

 

引き籠もり時代に知り合ったAさんは統合失調症である。

Aさんは重度の統合失調症で、薬を飲まいないと自分が何をやらかすか分からない様な状態で、私と症状に違いがあったものの、何か近い物を感じた為、今でも交流があるのである。

最近Aさんは症状の悪化に伴い大学院を休学しており、それが原因で親族からの目も冷たいのだとか。

何とかその状況を打破したいという意思はあれど、体が動かない。思考が追いつかない。精神的病とはそういうものである。

しかし、周りは気の持ち用だとか、仮病だとか、いい加減な事を言うので、それが彼女をより悪化させている事に気づいていないのであろう。

 

そこで気づいたのは、Aさんの様な人は世界で多数存在し、私の様に人が信用できない人も数多にいる。しかし、同じ精神的病から通じ合う仲というのもあり、証拠にAさんと私は上手いことその人間関係を構築できている。

そういった人間を社会復帰させようとする法人はあるが、職業訓練校と何ら変わらず、就職先も一般企業であることが殆どだ。

健常者から見れば精神的患者の待遇は手厚く見えるのだろうが、実際はそんな事はない。一般の失業者と同じなのだ。

しかも、一般の失業者と違い常に爆弾を抱えている状態なので、企業はなかなか雇ってくれないのが現状である。

 

そこでAさんと私のように患者同士が話し合い、社会復帰ではなく、その特性を生かせるような場を作り出し、最終的には一つの会社として社会貢献が出来る様な仕組みを作りたいのだ。

最近では精神的病の他に、毒親にやられて自立ができない人間もいるので、そういった方や毒親向けのセミナーなんかもできればなと思っている。

しかし、これらをやるには私にとって一番ネックになる「同士を集める事から始めければならない」し、資金をどうするのか?計画は?という話にもなってくるから、道のりは容易ではないし、覚悟が必要だ。

 

手始めに知識には乏しいが、HPでも作り拡散しようと考えている。同じような境遇の方がブログを読んでいれば、その方の力も借りたいし、ビジネスと言う観点からお手伝いしていただける方がいれば、実際会って話してみたいとも思っています。